TRAILER

INTRODUCTION

『東京リベンジャーズ』シリーズなどの人気作を手がける脚本家・髙橋泉と、 『凶悪』(13)などの俳優や監督としても活動する廣末哲万からなる 映像ユニット「群青いろ」による、待望の新作。2001年の結成から精力的に 作品を発表し続け、カルト的な人気を誇る彼らだが、 『14歳』(07)以来17年ぶりの劇場公開となる本作では、 髙橋が監督と脚本を担当。 センシティブなタブーを驚くべきアプローチで描き上げ、 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022にて ワールドプレミア(特別上映)を行ったほか、 なら国際映画祭2022(特別招待作品)、 第15回下北沢映画祭(「群青いろ」新作特集)での上映を経て、 公開が実現した。 ヒロインは映画『偶然と想像』(21)や大河ドラマ「どうする家康」(NHK)、 実写版「幽☆遊☆白書」(Netflix)などへの出演で注目の若手・古川琴音。 彼女の人生を揺るがすピエロ男を、群青いろ作品の顔である廣末哲万が、 怪しくもユーモラスかつ大胆に体現。さらに大下美歩、新恵みどりといった、 群青いろにとって常連の俳優陣がその世界観を形作っている。

STORY

フォトグラファーを夢見る日和(古川琴音)は、派遣バイトで働きながら、 自分の写真をSNSにアップする日々。職場の上司ムツミ(新恵みどり)の パワハラにうんざりしながらも、先輩の栗井(大下美歩)と密かに 仕返しすることぐらいしかできず、何者かになりたい気持ちを持て余していた。 ある日、急な雷雨から逃れて忍び込んだ店で、 顔にピエロのようなメイクをした雨森(廣末哲万)と出会った日和。 思わずカメラを向けた彼の写真が思いがけずバズったことで、 このチャンスに賭けようと一念発起し、 街頭で風船を配るピエロ姿の雨森と再会する。 雨森を利用するために接近したはずなのに、 二人で過ごす自然体で穏やかな時間は、次第に日和の心をほぐしていく。 日和はいつしか雨森に惹かれている自分に気づくが、 彼の抱えるショッキングな秘密を打ち明けられ、 事態は予想外の方向へ転がっていく--。

CAST&STAFF

遠藤日和(25歳)…写真家希望の派遣OL

古川琴音(ふるかわ ことね)

1996年10月25日生まれ、神奈川県出身。
2018年に映画デビュー。NHK連続テレビ小説「エール」(20)、「アイドル」(22/NHK)、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(23/TBS)、NHK大河ドラマ「どうする家康」(23)などのTVドラマほか、『十二人の死にたい子どもたち』(19/堤幸彦監督)、『花束みたいな恋をした』(21/土井裕泰監督)、『街の上で』(21/今泉力哉監督)、『偶然と想像』(21/濱口竜介監督)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22/三木孝浩監督)、『リボルバー・リリー』(23/行定勲監督)など出演作多数。24年には主演作『みなに幸あれ』(下津優太監督)が公開、ヒロインを演じる『言えない秘密』(河合勇人監督)の公開を控える。

栗井末唯(35歳)…遠藤日和の同僚OL

大下美歩(おおした みほ)

1981年7月2日、神奈川県出身。
『あした家族』(13/廣末哲万監督)、『ダリー・サルマン』(14/高橋泉 監督)など「群青いろ」の作品に多数出演。ほか出演作に『CYCLE -サイクル-』(06/山本政志監督)など。

遠藤日和の元カレ

若林拓也(わかばやし たくや)

1997年3月1日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。
2016年11月からファッション誌「MEN'S NON-NO」の専属モデル として活躍した。近年の出演作に、ドラマ「僕の姉ちゃん」(22/TX) 「かしましめし」(23/TX)、「星降る夜に」(23/EX)、「たそがれ優作」 (23/BSJ)など。映画では、MIRRORLIAR FILMS Season4『名も なき一篇・東京モラトリアム』(22/藤井道人)、『ガールズドライブ』 (23/宮岡太郎監督)など。

雨森 量(45歳)…毎日風船を配る、ピエロのような化粧をした中年

廣末哲万(ひろすえ ひろまさ)

1978年3月26日生まれ、高知県出身。
10代より小劇場を中心に演劇活動を行う。2001年に脚本家・高橋 泉とともに映像ユニット「群青いろ」を結成。2004年、ぴあフィルム フェスティバルで「群青いろ」の2作品がグランプリ&準グランプリ を獲得し話題を集める。2005年、初の長編作品『鼻唄泥棒』、06年 監督・主演を務めた『14歳』が、ロッテルダム国際映画祭でアジア最 優秀賞を2年連続で受賞。『14歳』では、文化庁芸術選奨新人賞を 受賞している監督作『夕日向におちるこえ』が第58回、『FIT』が第61 回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品されている。ほか 出演作に『天然コケッコー』(07/山下敦弘監督)、『凶 悪』(13/白石和彌監督)など。

睦マチ(45歳)…遠藤日和の会社の上司で、パワハラ女性

新恵みどり(しんえ みどり)

1974年生まれ。福岡県出身。
写真家・平間至撮影の夏石鈴子著「きっと、大丈夫」(01)、サンボ マスター山口隆著「そのぬくもりに用がある」(06)のモデルや、市 川準監督のサントリー「角瓶」などのCM、MVに出演。『FIT』(10/廣 末哲万監督)、『あたしは世界なんかじゃないから』(12/高橋泉監 督)など「群青いろ」の作品に多数出演。ほか出演作に『盲獣VS一 寸法師』

脚本家・映画監督

髙橋泉(たかはし いずみ)

1973年11月1日、埼玉県出身。
脚本家・映画監督。2001年より、廣末哲万氏とともに、映像ユニッ ト「群青いろ」を結成。『ある朝スウプは』(03/脚本・監督)が、第26 回ぴあフィルムフェス ティバルグランプリ受賞 。『むすんでひらい て』(08/監督・脚本)が第58回、『ダリー・マルサン』(14/脚本・監 督)が第65回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。脚本家とし て代表作に、凶悪(13/共同脚本)、仮面ライダー BLACK SUN (22)、東京リベンジャーズシリーズ(21、23)などがある。

COMMENT


脚本読んでください、と高橋さんから送られてきた『雨降って、ジ・エンド。』を読んだのは5、6年前だったか。
衝撃を受けた。いくらなんでもそれはムリ筋だろうと。このご時世に誰の背中を押そうとしているのか。
だが、コロナ禍を経て昨年のジャニーズ問題を経た今、完成した作品を見て涙が溢れ止まらない。
高橋泉の途方もない優しさとブレない視線に魂を持っていかれた。是非、見て触れてほしい、この誇り高く美しい愛の物語に。
見終わるとあなたの視界もきっとカラフルに変わる。


白石和彌(映画監督)



あなたの目の前にいるひとを、世界でたったひとつの個として捉えることができていますか。
そして、あなたは個として生きていますか。
そんな映画の問いかけは、いま最も鮮烈で爽快で、わたしは身も 心も丸洗いされてしまった。


相田冬二(Bleu et Rose/映画批評家)



泉さんの描く物語はどうしてこんなにも吸引力があるのだろう。
誰しもが心の内に潜ませるどうしようもなさが可笑しくて。悲しくて。
心の奥にある、普段あまり触らない部分が震わされ、廣末さんのごめんなさいが耳から離れません。


小林且弥(映画監督/映画プロデューサー/役者)



公開が楽しみだという話を琴音ちゃんから聞いていて、とても楽しみにしていました。
こんなヘンな古川琴音が観られるとは(褒めてます)!
高橋泉さんの描くエッジの効いた世界観・展開・台詞 に、戶惑って、心地いい。
廣末哲万さん演じる雨森の温度感が絶妙でクセになる。私は、2人の愛を応援する!


内田慈(俳優)



どんなに偏見を持たないように生きているつもりでも自分に見えない偏見がまだまだたくさんある。
相手を理解し終えない大切さを教えてくれる映画でした。


上田航平(元ゾフィー)



簡単ではないテーマを明るく包み込む、どこかとぼけたユーモアと軽やかで魅力的な演技に魅了されました。
誰もが受け入れられるものではなくても、今こうやって映画を通して描くこと、私たちが観て何かを受け取り、考えること、誰かと話すこと。
そこには意味があると信じています。


藤﨑諄(東京学生映画祭企画委員)



フォトグラファーを夢見るも、なかなかうまくいかない女、現実を見つめながらも、現実から一番遠いところにいようとする男、
少しハートフルに描かれた展開も、"群⻘いろ"が用意したラストは、あまりにもダークで、見事なほどにカラフル!!


大出勉(”群⻘いろ”の夜)



廣末君が笑ってる!!古川さんが群青いろに新しい窓を開けている!
世界の片隅で誠実に生きようとする人たちを描く、笑ってグッとくる傑作またひとつ誕生。
廣末哲万、やっぱり名優。17年ぶりの劇場公開って、マイペース極まる


荒木啓子(ぴあフィルムフェスティバル ディレクター)



高橋泉監督の愛情と冷徹さの表現の中で、廣末さんの狂気と緩和で笑いと痛みを同時に感じ、
そこに真正面からぶつかっていく古川さんで地固まる。
私が映画を撮るきっかけをくれた群青いろ。
いつも希望をくれるのは群青いろ。


染谷将太(俳優)


SNS

  • THEATRES

    地域 劇場 電話番号 公開日 備考
    東京 ポレポレ東中野 03-3371-0088 2月10日(土)〜3月8日(金) 初日舞台挨拶
    2/10 18:30上映後 & 20:30上映前
    古川琴音、廣末哲万、髙橋泉監督
    群馬 高崎映画祭 027-326-2206 3月31日(日) 舞台挨拶
    12:45上映後
    廣末哲万、髙橋泉監督
    愛知 名古屋シネマスコーレ 052-452-6036 5月
    長野 上田映劇 0268-22-0269 近日
    大阪 シネ・ヌーヴォ 06-6582-1416 近日
    兵庫 神戸映画資料館 078-754-8039 近日